デュア・リパが大晦日のパーティーの際に選んだドレスは、20歳で現役学生デザイナー、ジョージ・トロチョプロスによるものだった。無数のカットアウトを施したラメ入りのニットドレスは、瞬く間に話題に! 注目デザイナーに躍り出た期待の新人に直撃した。
ファッションの名門校、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションの現役学生で、20歳のジョージ・トロチョプロスは、新年の幕開けをうれしいサプライズとともに迎えた。なんとデュア・リパが、彼がデザインしたドレスを大晦日のパーティーで着用し、その様子を自身のインスタグラムに投稿したのだ。カットアウトが施されたシルバーのラメ入りニットドレスは、その大胆な肌見せですぐさま話題になった。
ジョージはブランドを2021年に立ち上げたばかり。だが、デュア・リパのみならず、マイリー・サイラスやケンダル・ジェンナーなど、すでに数多くのセレブたちを魅了している。さらに、人気上昇中のスタイリストのジャレッド・エルナーの目に留まり、ユーチューバーのエマ・チェンバレンのカスタムルックを手がけるなど、デビュー間もないが業界が注目する、気鋭デザイナーに躍り出た。そんな彼は、自身のブランド理念いついてこう話す。「セクシーでありながらも、知的で洗練されたデザインにすることを意識しています。着た人がエンパワーされるような服を作りたいんです」
ギリシャのヴェリアで生まれ育ったジョージは、元ギリシャ文化大臣のメリナ・メルクーリや、女優のマロ・コントゥーなど、母国のパワフルな女性たちをインスピレーションに掲げる。彼女たちの個性的なスタイルはもちろん、知性や存在感、意志の強さに惹かれ、影響を受けたのだそう。
クィアであるジョージにとって、ギリシャで育つことは決して簡単ではなかったようだ。そして、より寛容でクリエイティブなコミュニティーの大きいロンドンに移住することを決意。「チャールズ・ジェフリーやマティ・ボヴァンの作品を見て、これこそが私が求めているエネルギーで、この世界の一員になりたいと思いました」
ジョージはこの2月にロンドン・ファッション・ウィークに初参加し、コレクションラインをローンチする予定だ。すでに小さなチームを率いる彼は今年、ブランドとしてさらなる飛躍を図る。「シグネチャーのニットドレスは大好きですが、その他のシルエットやテクスチャー、カットワークで遊んで、もっと異なるスタイルを模索したい。そして、新たな一面を見せればと思います」
【関連記事】:https://kopishoping.tec29.com/
注目の最新ニュースを現地取材で撮影された写真や動画とともに配信しています
紹介する商品は男女別で厳選した年代問わず使えるおしゃれなものばかり。
ザ・ノース・フェイスの冬ブーツはやっぱり最強でした
2022年の春に向けて、女性の心をときめかせてくれるような新作バッグが人気ブランドから登場する。新生活を迎える人には通勤・通学にも使えるようなトートを、春の軽やかおしゃれを楽しみたい人にはトレンドのミニバッグを……自分好みのバッグを見つけて2022年の春ファッションを思う存分楽しんでみては。